ミュゼ転がしを簡単に解説！黒幕は誰？船井電機倒産との関係も！

24日に船井電機が破産し2000人もの従業員が解雇され話題となっています！

そんな、船井電機の倒産の原因を調べると「ミュゼ転がし」と言う単語が出てきます！

今回は「ミュゼ転がし」の意味や倒産の黒幕は誰なのかついて調べまとめます！

ミュゼ転がしとは

「ミュゼ転がし」は短期間でミュゼを売買すること！

今話題の「ミュゼ転がし」とは簡単にいうと次のような内容です！

船井電機がミュゼプラチナムを買収したがうまくいかず、早期で売却した！

「転がし」というのは投資で使う言葉です。

投資での「転がし」とは、少しの利益を次の投資に回して何度も繰り返し、お金を徐々に増やしていく方法です。

今回、船井電機はミュゼプラチナムを買収したものの1年弱で売却しました。

この短期間での売買のやり取りが転がしの性質がふくまれていたため、「ミュゼ転がし」と言われています。

ミュゼ転がしの経緯を時系列で解説

「ミュゼプラチナム」買収

船井電機は2023年4月に脱毛サロン大手の「ミュゼプラチナム」を買収しました。

買収した理由は美容業界へ事業を拡大し、大きな収益を獲得するためと言われています。

船井電機は元々液晶テレビを中心に売り上げを伸ばしてきた企業です。

しかし、中国メーカーが出てきたことや、後継者選びの失敗などから徐々に業績を落としてきました。

そのような状況を打破するために、2023年にミュゼを買収し新しく美容業界へ進出したわけです！

「ミュゼプラチナム」売却

船井電機は2023年4月にミュゼを買収しましたが、その後2024年3月に売却しています！

この1年足らずの早期に売却した理由は、ミュゼが抱えていた大きな負債が原因とされています。

ミュゼは元々、広告代理店に対して大きな借金をかかていました。

また、船井電機は元々美容業界へは深く進出していなかったため、美容に関する事業のノウハウがあまりなかったものと考えれます。

そのような結果、脱毛サロン事業再建がうまくいかず、早期売却に至ったものと考えらます。

船井電機が倒産

船井電機は2024年10月24日に破産手続きが行われました！

原因はミュゼが抱えていた借金に対して、船井電機が連帯保証をいていたため、その借金を肩代わりせざるおえない状況になったためと言われています。

実際にどのくらいの借金をかかていたかは不明ですが、かなり額が動いたとされています。

ミュゼ転がしの黒幕は？

黒幕は「ミュゼ」とする説が一番多い！

今回のミュゼ転がしの黒幕は誰なのか、SNS上で議論が起こっています！

黒幕は広告代理店説

黒幕として名前が上がっている1つ目はミュゼにお金を貸していた広告代理店です。

ミュゼは広告代理店のサイバー・バズに対して、広告費の支払いが滞っていました。

しかし、船井電機がミュゼを買収したことにより、船井電機はその借金を肩代わりする形となったわです。

その結果、サイバー・バズは船井電機の株式を差し押さえて、借金を回収した形となりました。

このようなことから、上記の広告代理店が黒幕ではないかと言われています。

黒幕はミュゼ説

黒幕として名前が上がっている2つめはミュゼです。

今回、船井電機が買収を行ったのちに、ミュゼが多額の負債を抱えていることが発覚したそうです。

また、結果としてその負債は船井電機が肩代わりする形となりました。

その経緯から、「黒幕はミュゼではないのか？」と噂する人が多くいました。

ミュゼ転がしと船井電機倒産は関係ある？

液晶テレビの売り上げ低迷

船井電機は元々液晶テレビ市場で業績を上げてきた企業です。

しかし、中国のメーカーがテレビ市場で台頭してきたことが原因で、売り上げが徐々に低下しました。

その売り上げ低下も今回の倒産の1つの原因であると考えられます。

船井前社長の退任

船井電機は2007年まで船井哲良さんが社長を務めていました。

船井社長がいた2007年には売上高過去最高の3967億円まで達しています！

しかし、退任後は徐々に売り上げが落ちてきて、赤字にまで転落しました。

そのように経営者が変わったことによる影響もあったかと思います。

ミュゼの買収

そして、2023年のミュゼ買収が倒産を決定ずけたことは間違いないかと思います。

理由としては、買収した結果大きな負債を肩代わりいてしまったことです。

その結果株価が差し押さえられ、船井電機としてはかなりの大打撃になったことは言うまでもありません。

まとめ

今回は「ミュゼ転がし」の意味や倒産の黒幕は誰なのかついて調べまとめました！